
観音院は飛鳥時代の呪術者である役の行者(役の小角)が開祖の本山修験宗の寺院であり、山号を小淵山・正賢寺・観音院といい、正嘉2年(1258年)に創建されました。
イボとり観音ともよばれ、イボやコブ、アザをとるご利益があるとして親しまれている修験寺院で円空仏7体が県の有形文化財、仁王門が市の有形文化財になっています。
境内には松尾芭蕉の「毛のいへば 唇寒し 秋の風」の句碑があり、『奥の細道』の第1日目の宿泊寺とも云われています。
修験道の山伏の姿で法螺貝を吹き、護摩行で祈祷寺院である。
近年、円空仏祭を開催し、円空仏が里帰りする、5月の3日から5日の日程に合わせ、地域に新しい祭りの創造を提唱していきます。