新しいご供養のかたち ~お参りができる散骨~
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時代の変化につれて、葬儀への考え方も変わっていくものです。最近では、忙しい親族知人に配慮して、あるいは費用を抑えたいという故人の意思を尊重して『直葬』を選ぶ遺族も増えています。

しかし、直葬の具体的な流れや注意すべきことがわからない人も多いでしょう。

今回は、直葬の具体的な流れや注意点を解説します。

一般葬や家族葬とも違う『直葬』とは

『直葬』とは、読経などを必要とする通夜や告別式を行わず、家族のみで火葬だけを執り行う葬送方法です。

一般的に故人の家族のみで執り行われるため、知人はもちろん、親戚も呼ばないケースが多く見受けられます。

最もシンプルな葬送方法である直葬は、現代では全体の約2割が希望するほど増加しており、都心部では全体の25%近くまで希望者が増えています。

『直葬』の具体的な流れや注意点を解説

近年、徐々に希望者が増加している『直葬』は、費用が抑えられる点や葬儀の準備の負担がないことなどがメリットとして挙げられます。

しかし、具体的な流れを知らないという人も多く、直葬におけるデメリットを把握せずに執り行ったために、親族間でトラブルに発展するケースも稀に発生します。

ここでは直葬の具体的な流れや注意点を確認しましょう。

直葬の一般的な流れ

一般的な葬儀の場合、安置していたご遺体を納棺した後、通夜と告別式が執り行われてから火葬します。

しかし、直葬の場合は通夜と告別式が省かれるため、ご遺体を死後24時間以上安置した後、火葬場へとご遺体を移送し、火葬炉の前で簡易的に読経してもらい、ご遺体を火葬する流れが一般的です。

その後は一般的な葬儀と同様に、骨上げを行います。

直葬は簡易的な葬儀…親族への説明は必須

ここまで紹介した通り、直葬は葬送方法の中でも最も簡易的な葬送スタイルです。

そのため、親族や生前親しかったご友人の中には「そんなに簡単な方法でお別れするなんて…」と反対の声を上げる人も少なくありません。

直葬を執り行ってから親族間で大きなトラブルや遺恨を残すような事態に陥らないためにも、親族にはなぜ直送を選んだのか、その理由を丁寧に説明することが大事です。

もしも生前、故人の意思であった場合は、ご本人の意思であることを親族と話し合い、事前に納得を得ておくことでスムーズに葬送できるでしょう。

菩提寺がある家では事前の確認が必要

家によっては菩提寺が決まっているところも多くあります。その場合、代々菩提寺の僧侶に読経を依頼していたのに、突然依頼がなくなることによって菩提寺とのトラブルにつながる恐れも考えられます。

菩提寺に連絡せずに直葬を取り行ってしまうと、故人の納骨を受け入れてもらえなくなるなどの事例も否定できません。

直葬は読経を必要とする宗教的な葬儀を執り行わないため、仏教の菩提寺にとって宗派を離れたと捉えられてもおかしくはないのです。

菩提寺によって捉え方や受け入れ方が異なるので、直葬を検討している場合は事前に相談しておきましょう。

一般的な葬儀を行わず、そのまま火葬へと移行する『直葬』は、故人の生前に親しかった知人や親族から理解を得ることが難しいケースも珍しくありません。

珠花散骨でご用意している散骨プランは、費用を抑えつつ定期的に法要も執り行います。直葬ではなく、散骨という葬儀も視野に入れている方は、ぜひ珠花散骨へご相談ください。

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