近年、人間の葬儀だけでなく、ペット葬儀にも注目が集まっています。
多様化しているペット葬儀ですが、中でも『ペット散骨』の需要が高まっていることをご存知でしょうか。
今回は、ペット散骨に多く選ばれる場所とその理由を紹介します。
ペット葬儀に選ばれることが増えてきた『ペット散骨』
近年、ペットを供養する方法として『ペット散骨』の人気が高まっていることをご存知ですか。
ペット散骨とは、亡くなったペットの遺骨を粉砕し、細かくなった遺骨を希望の場所に撒くことで供養する葬儀方法です。
ペット散骨が高まっている理由には、ペット用の霊園が全国的にも少ないことや、死後にのびのびと過ごせる自然に還してあげたいという飼い主の思いが詰まっています。
また、最近のペット散骨プランでは、遺骨の一部を手元に残し、手元供養できるサービスも多く普及しています。
写真立てにしたり、遺骨としてそばに置いておいたりと散骨後も供養方法が選べる点が魅力です。
ペット散骨の場所として人気の場所は?その理由も紹介
では、ペット散骨の場所として、どのような場所が選ばれているのでしょうか。その場所を選んだ飼い主さんたちの理由も紹介します。
海
ペット散骨の場所として最も人気と言っても過言ではない場所が「海」です。
実際、ペット葬儀を扱う葬儀社には、ペット用の海上散骨プランが用意されているところが多く、プラン内容も多種多様に用意されています。
海に散骨する理由には、生前ペットが海辺を散歩したり遊んだりすることが好きだったなど、思い出の場所だからという理由が最も多いようです。
また、景観がよく大海原からのびのびとした印象を受けるため、自然に還してあげたいという思いを叶えられそうという理由もありました。
葬儀社が所有している山林や野山
山林や野山など、木々や草花が多く生息している場所へ散骨を希望する飼い主さんも多くいます。
ペットの中にはこうした自然の中を散歩したり、嗅ぎ回って遊んだりすることが大好きな子も多くいるため、そうした思い出の詰まった場所が選ばれるようです。
また、今後も散骨した山を登山したり、野山を訪れたりすることで、愛するペットのことを思い出すことができるという理由もありました。
ただし、山林や野山は行政や個人所有であることも多く、散骨場所として許可が得られている場所でなければトラブルに発展する恐れもあります。
葬儀社が所有している場所や提携を結んでいる場所など、制限があることを覚えておきましょう。
自宅の庭や花壇
散骨場所として人気の高い場所に、自宅が選ばれることもあります。
これは、火葬後に粉砕したペットの遺骨を持ち帰り、ご自身の所有する敷地内にある庭や花壇に個人で散骨するという方法です。
実際の事例として、愛犬がよく遊んでいた庭に専用の小さな花壇を設置し、そこに散骨することでいつでも会いに行けるようにと考える人が多くいます。
ただし、散骨する際に近隣の方々へ迷惑にならないよう配慮するなど、近隣トラブルにならないよう気をつけなければいけません。
ペットの遺骨を散骨する場所には、愛犬との思い出が詰まった場所や、のびのびと自然へ還れる場所が選ばれる傾向にあるようです。
珠花散骨では、観音院でのペット合祀散骨プランもご用意しております。ペットの火葬やお葬式も同時に承っておりますので、ご検討中の方は是非一度、珠花散骨へご相談ください。