近年、故人の遺骨を葬送する方法として『散骨』が選ばれることも増えてきました。
しかし、散骨を依頼する葬儀社は、後に悔いを残さないためにも慎重に選びましょう。
今回は、散骨業者を選ぶために見極めるべきポイントを紹介します。
注目度が高まっている『散骨』は業者選びで後悔するケースも
従来の葬送は、火葬した遺骨を先祖代々のお墓に埋骨する方法が一般的でした。
しかし、近年、お墓を管理し続けることが難しいと感じる人が増え、散骨などの自然葬を選ぶ方も増えています。
散骨は、海や森などの自然に粉砕した遺骨を撒く葬送方法ですが、日本では最近知られるようになったこともあり、度々詐欺まがいな見積もりや行為が見受けられます。
後悔しないためにも、散骨を扱う良質な葬儀社を選ぶことが大切です。
散骨を依頼する葬儀社を選ぶポイントを解説
基本料金が安すぎる葬儀社はオプション料金も確認
散骨業者を選ぶ際、費用面が気になる方は多いでしょう。
一般的に、散骨の費用相場は5万~20万前後と言われています。
この相場を大幅に下回っている場合、そのほかのオプション料金が明らかに高い金額設定である可能性が高いです。
また、基本料金が安すぎる葬儀社の場合、散骨のやり方が粗雑である可能性も否めません。
しっかり料金プランの詳細を確認し、不明点は詳しく説明してもらいましょう。
具体的な散骨プランを丁寧に説明してくれるか
悪質な業者や散骨に慣れていない葬儀社の場合、散骨プランの詳細が曖昧で、実際に散骨する際に粗雑な対応をされて悲しかった、という意見も散見されます。
散骨の葬儀社を選ぶ際は、散骨プランの詳細な内容やオプション内容、さらに具体的な相談~当日までの流れなども確認をとりましょう。
この際、丁寧に相談側が納得のいく説明をしてくれる葬儀社であれば安心です。
住所を調べて会社が実在するか調べる
恐ろしいことに、散骨業者を騙った悪徳業者が存在しているとの報告もあります。
遺骨をお任せしたところ、実はその会社が実在しておらず、金銭だけ前払いで騙し取られてしまった…などのケースです。
現代は、Googleマップなどで住所を検索すると、その場所の詳細を確認できます。
あらかじめ、本当に会社が実在するのか調べておくことも重要です。
ルールを守って散骨しているか確認を取る
散骨という葬送は、現在の法律では明確なルールが定まっていません。
しかし、散骨場所や遺骨を粉砕する細かさなどは、ルールが定められています。
他者の私有地を散骨場所にしたり、トラブルになりそうな場所で散骨しようとしていないか、基本的な法定規則やその土地のルールを守っているか確認を取ることも忘れずに。
いかがでしたか。散骨は最近になって選択肢として検討するご家族が増えてきている葬送方法です。
しかし、新しい葬送の仕方だからこそ、依頼する葬儀社や業者は慎重に選ばなければなりません。
珠花散骨では、観音院の敷地内への散骨が可能なプランを用意しております。
興味のある方は、ぜひ一度、珠花散骨にお問い合せください。