新しいご供養のかたち ~お参りができる散骨~

海洋散骨とは?知っておきたい基礎知識~パート②~

新しい供養の方法として注目を集める海洋散骨。

自然に還るだけではなく、一般のお墓よりも費用を抑えられるというメリットもあります。

海洋散骨は認知度こそ高いものの、費用相場や守りたいマナーなどの詳細を知らないことも多いのが現実ではないでしょうか。

そこでこの記事では海洋散骨の費用相場やマナーなどについてくわしくご紹介します。

海洋散骨の費用相場

海洋散骨には、2種類の方法があります。

  • 参加型:遺族が実際に船に乗り遺骨を散骨する方法
  • 代行型:業者へ散骨を委託し遺族は同乗しない方法

参加型の相場は150,000円~、代行型の相場はおよそ50,000円~です。

参加型には貸切タイプと乗合タイプがあり、他の遺族と一緒に同乗して行う乗合タイプの方が割安になります。

代行型は遺族が同乗しないことや日取りを固定させないこと、複数の遺骨を一緒に散骨することなどから、費用相場は低くなっているのが特徴です。

一般的には遺骨を粉骨する料金が10,000円~20,000円前後、僧侶が同乗する場合はお布施が別途必要になります。

参照:海洋散骨のポータルサイト「やさしい海洋散骨」日本最大級の情報量!|やさしいお葬式

海洋散骨で守りたいマナー

海洋散骨は法律的に違反する行為ではありませんが、守りたいマナーがあります。

『知らなかった』では済まされない重要なマナーを3つご紹介しましょう。

遺骨は必ず粉骨すること

海洋散骨を行う場合は、必ず遺骨を粉骨することが重要です。

散骨を行う場合、遺骨をそのままの状態で行ってしまうと、死体遺棄罪などの罪に問われてしまいます。

遺骨は形が分からない程度に粉末化(パウダー状)にしなければいけません。

粉骨専門の業者や海洋散骨の業者に委託できるので、必ず粉骨を行ってください。

副葬品は環境に配慮したものを

副葬品とは、故人が愛用していたものや、故人への手向けのために棺へ一緒に埋葬する品のことです。

しかし海洋散骨の際は、副葬品に注意しましょう。

自然に還らないものは避け、お花なども茎をとり、花びらだけにすることがおすすめです。

海洋散骨の副葬品は、お酒・お花(花の部分だけ)などが一般的と言われています。

散骨場所はしっかりと確認を

海洋散骨は、海水浴場・漁場・観光地・養殖場の近くなどではNGとされています。

思わぬトラブルに発展する可能性があるので、散骨する場所はしっかりと確認することが重要です。

業者に委託する場合がほとんどですが、念のため散骨を予定している場所が自治体などの禁止区域になっていないかどうかを確認しましょう。

海洋散骨に関するよくある質問

海洋散骨に関する質問をピックアップしてご紹介します。

海洋散骨とは?

海洋散骨とは、粉骨した遺骨を海へ撒くという供養の方法のことです。

亡くなったら自然に還りたいという希望を叶える方法として、近年需要が高まっています。

粉骨とは?

粉骨とは火葬した遺骨をパウダー状に細かくすることです。

散骨には海洋散骨以外にもいくつかの方法がありますが、散骨は多くの場合、遺骨を粉骨することが必要になります。

海洋散骨は違法ではない?

吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。

まとめ

海洋散骨は近年人気のある供養の方法です。

一般のお墓よりも費用が抑えられることや豊かな自然に囲まれた供養ができることなど、メリットもたくさんあります。

しかし守らなければいけないマナーやルールがあることも覚えておきましょう。

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