散骨とは、故人の遺骨を粉末状にし、海・空・山中など希望する場所に遺骨を撒く葬送方法のことです。
散骨は自分で行うことも可能ではありますが、一般的には散骨専門の業者へ依頼することが多くなります。
散骨業者は複数あり、実際に利用を検討したときに『どこに頼めば良いのかわからない』と悩む方も少なくありません。
そこでこの記事では、散骨業者の選び方についてチェックポイントをご紹介します。
これから散骨を検討したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
散骨業者を選ぶときに、絶対チェックしなければいけないポイントは5つあります。
近年では悪質な業者も報告されているので、しっかりと確認することが大切です。
どんなことを基準に業者を選べば良いのか、項目ごとに見ていきましょう。
費用の明確さはもっとも注意しなければいけないポイントです。
散骨業者の多くはホームページを開設していて、費用の内訳などが記載されています。
しかし中には、『要相談』『別途』などという言葉だけで、明確な費用が掲載されていないケースがあります。
どのくらいの費用がかかるのか、追加料金の発生などはあるのかなどがしっかりと明記されている業者を選びましょう。
問い合わせや見積依頼の際にも同じことが言えます。
何にいくらかかるのか、内訳のハッキリしないような業者には注意してください。
散骨業者はさまざまな散骨のプランなどを提案しています。
また別途費用はかかるものの、希望があればオプションによるサービスも対応しているので、内容の詳細をきっちりと確認することが必要です。
散骨業者のサービス内容は多様で、業者によって大きく異なります。
A社では料金に含まれていても、B社ではオプション扱いになる…ということも珍しくありませんので、注意してください。
散骨をする場所は複数あります。
海・山・空など、散骨の種類がさまざまあるためです。
法律的には散骨は違法ではないものの、自治体によっては散骨を禁止している区域があったり、周囲への影響が大きかったりすることで散骨場所として適していないことも。
散骨する場所がどこなのか、常識の範囲内で許可されている場所なのかを確認することもチェックポイントの1つです。
散骨を検討する場合には、必ず複数の業者へ相談してください。
1つの業者だけで決めるのではなく、費用・内容などを比較検討することが大切です。
特に担当者との相性は非常に重要です。
感じが悪い・費用が明確でないなど、少しでも違和感を覚えるようであれば、他の業者を当たるべきだといえるでしょう。
散骨業者はたくさんあるので、より多くの選択肢から選ぶようにしてください。
価格の安さだけで散骨業者を決めるのは非常に危険です。
散骨を自社で扱わずに他の業者へ委託している場合などは、価格が安く設定されていることが多いのですが、優良な業者は自社で散骨を行います。
散骨の方法によって相場は異なりますが、あまりにも安い価格設定の場合は、何かしら理由があるといえるので、注意が必要です。
散骨には複数の方法があり、散骨業者もたくさんあります。
選ぶときのポイントをしっかりと理解した上で、検討しましょう。
焼香・献花が可能で、故人の墓標もある珠花散骨は、お参りのできる新しい供養の形です。
初めてでわからないことが多い…という方は、ぜひ珠花散骨へ一度ご相談ください。